肩甲骨挙上位

特徴・悪影響

  • 肩甲骨が上方に持ち上がった状態
    横から見ると肩がすくんだように見え、耳に近づいている
    「いかり肩」と呼ばれることが多い
  • 関節・筋肉への負担
    ・肩こり・首こり(僧帽筋上部・肩甲挙筋の過緊張)
    ・頸椎に過剰な負担(両腕・頭の重さを首で支えるため)
     → 頸椎症、頭痛、めまいの原因
  • 姿勢・見た目の悪化
    ・首が短く見える
    ・不自然/力んだ印象
    ・肩のラインが水平でなくなる(鎖骨が斜めになる)
  • スポーツ動作で肩甲骨の可動性が制限される
  • 肩甲骨下制が困難なため
    あるゆるトレーニングに影響
  • 胸椎過屈曲・巻き肩・頭部前方位などとセットで起こりやすい

原因

  • ストレスや緊張による「肩すくめ姿勢」の癖
  • 長時間のPC作業やスマホ操作で肩が持ち上がる
  • 重い荷物を肩で持つ習慣
  • 他異常関節位により肩関節や肩甲骨の可動が低下すると、
    代償的に首周りの筋肉で上肢を挙上しようとする
    ⇨僧帽筋上部や肩甲挙筋が発達・緊張
  • 筋肉のアンバランス
短縮・過緊張(緩める!)

・僧帽筋上部
・肩甲挙筋

弱化・非優位(鍛える!)

・僧帽筋下部
・前鋸筋

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